副院長野村翔子
愛知医科大学医学部卒業後、急性期病院では内科・消化器内科に勤務。その後、がんセンターと県立多治見病院では緩和ケア科に所属し緩和ケアを学んだ。その過程で、在宅医療の必要性を痛感し、在宅クリニックでも勤務経験をした。2019年8月、院長とともに「のむら・笠原クリニック」開業。日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。
訪問診療と緩和ケア、終末期医療を提供し
地域の患者さんを最期までサポートします
「のむら・笠原クリニック」の訪問診療と緩和ケアについてご紹介します。
当院では内科、外科、小児科、整形外科などの幅広い診療に加え、何らかの理由で通院が難しくなった患者さんの訪問診療を行っています。緩和ケアや看取りが必要な患者さんには、副院長ががんセンターや県立多治見病院の緩和ケア病棟、在宅クリニックでの勤務経験を生かし、対応いたします。患者さんの身体的・精神的な苦痛を和らげ、ご家族ともコミュニケーションをとりながら、患者さん・ご家族の大切な時間がより良いものになるよう一緒に考えサポートしていきます。住み慣れた場所でお見舞いに訪れる方が患者さんを取り囲み、温かい雰囲気の中で看取りができることは、患者さんや周囲の方にとって感慨深い経験となり、医療者にとっても意義深いものです。これからも、地域の患者さんの最期まで寄り添ってまいります。
内科も外科も、急性期
から終末期まで対応
それぞれ特化した専門を持っている院長と副院長が、患者さんのどんな時期のどんな疾患にも、幅広く対応します。
救急科・外科・
消化器専門の院長
「何でも受ける、断らない」精神で、複数の病院で外科から消化器内科、救急科まで急性期を専門に研鑽してきた院長が診療します。
緩和ケア・終末期まで
対応可能な副院長
複数の病院の内科や緩和ケア科にて、勤務経験を積み重ねてきた副院長が診療します。
緩和ケア専門の医師が
対応します
副院長は愛知県がんセンター愛知病院、岐阜県立多治見病院、在宅診療クリニックで緩和ケアの研鑽を積んできました。
当院に通院されていない
方も相談可能です
別の病院やクリニックに通院されている患者さんも、お気軽に相談ください。主治医や介護担当者と連携を取りながら診療します。
在宅診療ではご自宅で
診療を受けられます
在宅診療では通院が困難となった方を対象に、定期的に患者さんのご自宅や施設にお伺いし、診療を行います。
事前相談
当院では患者さんご本人はもちろん、ご家族の方からの事前相談も可能です。患者さんが訪問診療や緩和ケアを受けることができるのかどうか、ご家族はどうすればいいか、訪問診療や緩和ケアでご家族がサポートすることは何かなど、どんな小さなご質問やお困り事でもご相談ください。
在宅診療の対象となる方
在宅診療は、介助なしでは「自分一人では通院することが困難となった方」が対象となります。「入院から自宅療養に切り替えたい方」や「自宅で最期を迎えたい(看取りを希望する)」方もご相談ください。何らかの病気で体が不自由になった方、老衰、脳梗塞、認知症、がんの方なども対象となります。ご自分やご家族の方が対象となるかどうか気になる方は、お気軽にご相談ください。
在宅診療でできること
定期的に患者さんのご自宅、施設にお伺いし、診察を行います。症状が急変した際には、臨時に診察を行う往診もあります。在宅診療では、ご自宅で採血や酸素療法、点滴、医療用麻薬の使用などの医療行為も可能。介護や訪問看護と連携をとりながら、患者さんのご病状とご家族の意向を聞きながら診療方法を決定していきます。住み慣れたご自宅で最期を迎えたいという方には、在宅緩和ケアという選択肢もあります。
緩和ケアの対象となる方
緩和ケアとは、がんなどの重い病を抱える患者さんやその家族1人1人の体や心などの様々なつらさをやわらげ、より豊かな人生を送る事ができるように支えていくケアのことです。当院の緩和ケアでは、主にがんと診断された患者さんを対象としています。抗がん剤などの治療中か否かに関わらず対象となります。通院中の方でも、通院が困難となり在宅診療に切り替わった方でも緩和ケアを受けて頂くことが可能です。
緩和ケアでできること
緩和ケアでは、吐き気や痛み、息苦しさやだるさなどのがんによる症状の緩和だけでなく、患者さんとご家族の心や生活上のつらさのケア、在宅医療に関する情報提供や相談、緩和ケアやホスピスに関する情報提供、ご自宅で過ごすときに利用できるサービス等の情報提供を行っています。かかりつけの先生がいらっしゃる場合は、協力しながら診療を行っていきます。
のむら・笠原クリニック
JR多治見駅から車で約15分